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埋蔵文化財発掘調査情報

津門大塚町遺跡

令和5年3月3日

県立西宮総合医療センター(仮称)整備事業に伴う発掘調査が終了しました。

第1回現地説明会資料はこちら

第2回現地説明会資料はこちら

遺跡名 津門大塚町遺跡
時代 古墳時代~中世
遺跡の種類 集落遺跡
所在地 西宮市津門大塚町
連絡先 埋蔵文化財調査部(079)437-5561
発掘成果

3地区すべての調査を終了しました。

中世の遺構面では、12棟の掘立柱建物、道路状遺構、11基の井戸のほか、多数の土坑、溝、ピットを検出しました。

古墳時代の遺構面では、3基の円墳と9基の方墳、38棟の竪穴建物、土坑、溝などを検出しました。
1区の方墳のうち、10号墳の周濠からは初期須恵器、土師器、陶質土器、鉄製武器の鋒部などが出土しています。また1区の竪穴建物跡からは鉄塊・鉄滓を含む多量の鉄器生産関連遺物が出土しました。

①古墳群と密集する竪穴建物群(東から)
②1区2面目10号墳周濠 土器出土状況(北西から)
③10号墳周濠から出土した陶質土器