下水道知識の普及啓発
1| 下水道知識の普及のための活動
兵庫県まちづくり技術センターでは、下水道の役割や効果などを広くPRするため、5箇所の下水道浄化センターで見学を受け入れています。
主な見学内容は、下水道及び浄化センターの説明・啓発用ビデオ上映・現場見学などとなっており、行程は2時間程度となっています。
①小学生の環境学習
小学生の環境学習のため、小学校の見学を受け入れています。- 地下に穴を掘るシールドマシン
- 反応タンクの中を確認中
②中学生のトライやる・ウィーク
兵庫県の取組である「トライやる・ウィーク」の趣旨に賛同し、各浄化センターにて、県下中学生の受け入れを行っています。- 中央操作室で機械の操作
- 工具を使って工作中
③高校生や大学・専門学校生の学びの場の提供
- 最初沈殿池の見学
- 顕微鏡の説明を受ける学生
兵庫県立龍野高等学校の皆様が見学に来てくれました!
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兵庫県立龍野高等学校の皆様が見学に来てくれました!
④一般の方の見学受け入れ
- 会議室での説明風景
- 反応タンクを確認中
⑤下水道施設見学会(下水道施設探検ツアー)の開催
- 屋上から浄化センター全体を観察
- 反応タンクの見学
下水道施設見学会(下水道施設探検ツアー)
下水道施設見学会(下水道施設探検ツアー)は、年1回程度実施しています。
なお、上記施設見学会とは別に、通常の見学は常時受け付けをしています。
通常の見学のお申し込みは、各浄化センターへ直接ご相談ください。
2| オンライン見学会
オンラインでの施設見学会を実施
コロナ禍で失われた社会科見学の機会を提供する新たな形として、姫路市内の小学校において教室と揖保川浄化センターをオンラインで繋いだ施設見学会を開催しました。
- オンライン見学会の様子
- クイズに参加する児童たち
- 施設見学会の様子(動画)
オンライン見学会協力者
- 納屋工房(教材作成のプロデュース)
- とことこあーす株式会社(助言・監修、当日のオンライン添乗員)
- アーベントロート 動画撮影及び映像編集)
- 株式会社旭テクノロジー(施設のドローン動画空撮)
見学用教材
オンライン見学会で使用した教材です。
浄化センターの説明(水がきれいになるまで)
トイレットペーパー実験
実験① 微生物を観察しよう
実験② 水の透明度を見てみよう
実験③ 汚れが沈む様子を観察しよう
実験④ 水のよごれ度を調べよう
インタビュー① 施設ではたらく方に聞いてみました!
インタビュー② センター長に聞いてみました!
下水道の日とは、下水道の役割や、下水道設備の重要性などについて人々の理解と関心を深める事を目的とした記念日です。
元々は1961年(昭和36年)に建設省(現国土交通省)と厚生省(現環境省に所轄変更)が下水道の普及促進を目的として「全国下水道促進デー」として制定していましたが、2001年(平成13年)に旧下水道法(明治33年法律第32号)制定100周年を記念して改称されました。
9月10日は立春から数えて220日目。これは雑節の二百二十日に当たる日で、台風の襲来から連想される大雨に備えるという趣旨で制定されました。
この日の前後には、全国で下水道の啓発に係わる活動が行われています。
・「公益財団法人 日本下水道協会」下水道の日
・「国土交通省」9月10日『下水道の日』