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埋蔵文化財発掘調査情報

治郎ノソリ遺跡

令和5年11月10日

経営体育成基盤整備事業(相原地区)に伴う発掘調査が終了しました。

遺跡名 治郎ノソリ遺跡
時代 弥生時代、中世
遺跡の種類 集落跡
所在地 洲本市五色町鮎原
連絡先 埋蔵文化財調査部調査課(079)437-5561
発掘成果

 相原川北側の丘陵斜面上に立地する遺跡です(写真①)。3地区全ての調査を終了しました。調査の結果、弥生時代と中世の集落の一部をそれぞれ確認しました。
 1区では西側で南北方向の溝1条が見つかっており(写真②)、2区でも同様に検出しました。出土した土器から、弥生時代後期の遺構と考えられます。
 1・2区の東側では、中世の溝や小穴、落ち込みを多数検出しました(写真③)。3区でも同様に、中世の溝や小穴などを確認しています。

①調査地遠景(北東から)
②1区全景垂直写真(上が北)
③ 2区全景(南から)