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埋蔵文化財発掘調査情報

沖代遺跡

令和5年3月3日

(一)網干停車場新舞子線社会資本整備総合交付金事業に伴う発掘調査が終了しました。

遺跡名 沖代(おきだい)遺跡
時代 弥生時代・古墳時代・中世
遺跡の種類 集落遺跡
所在地 揖保郡太子町沖代
連絡先 埋蔵文化財調査部(079)437-5561
発掘成果

沖代遺跡は揖保川と林田川の合流する付近の左岸の沖積地に立地します。平成21年度調査区の東150mで今年度の調査を実施しました。
令和5年2月末に令和4年度の現地調査を終了しました。調査の結果、弥生時代前期後葉から中世にかけての集落を確認しました。主な遺構として、弥生時代前期末・中期初頭から後期にかけて開削された大溝群、古墳時代中期から後期にかけての竪穴住居跡や溝、奈良時代から鎌倉時代にかけての掘立柱建物跡があります。

①調査区全景空撮(北から)
②竪穴住居1103カマド内土器底部と支脚検出状況(南から)
③平行方向に延びる弥生時代前期の溝(北から)