兵庫県まちづくり技術センター

検索 | このサイトについて(サイトマップ等)

文字サイズ

業務のご紹介

埋蔵文化財発掘調査情報

堂ヶ坪遺跡

令和7年12月19日

一般国道483号豊岡道路(Ⅱ期)に伴う埋蔵文化財発掘調査を終了しました。

遺跡名 堂ヶ坪遺跡
時代 古代~中世
遺跡の種類 集落遺跡
所在地 豊岡市戸牧
連絡先 埋蔵文化財調査部調査課(079)437-5561
発掘成果

堂ヶ坪遺跡は県北部を流れる円山川下流域の支流、戸牧川左岸の斜面地に位置します。斜面に開かれた耕地に沿って3つの調査区を設定し、最上段のB区からA-1区、A-2区の順に調査を行っています。
調査の結果、B区では中世の溝と小穴を確認しました。また、A-1区からA-2区東側につながる流路では主に中世の須恵器椀、A-2区西側の流路では主に古代の須恵器甕や杯、蓋が出土しました。ほかに流路から出土したものとして木製品や土錘があります。

調査区全景(南から)
中世の流路(北西から)
A-2区調査風景(東から)