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埋蔵文化財発掘調査情報

山角廃寺(やまかどはいじ)

令和7年2月17日

東播磨地域知的障害特別支援学校狭隘化対策事業に伴う発掘調査を終了しました。

現地説明会資料はこちら

遺跡名 山角廃寺
時代 奈良時代~近世
遺跡の種類 社寺
所在地 加古川市平荘町山角467
連絡先 埋蔵文化財調査部調査課(079)437-5561
発掘成果

 加古川西岸の、氾濫原に面した段丘上に立地する遺跡です(写真①)。3地区すべての調査を終了しました。
 調査の結果、奈良時代から近世にかけての寺院関連と考えられる遺構を確認しました。
 主な遺構として、5棟の掘立柱建物、南北方向の溝(写真②)、井戸があります。このうち、南北方向の溝からは古代の瓦や須恵器、中世の瓦や陶器などが多数出土しました(写真③)。

➀調査区遠景(北から)
②中世~近世の南北溝(南西から)
③ SD427遺物出土状況(南から)