ご挨拶と概要紹介
兵庫県まちづくり技術センターは、高度な技術を有する公益財団法人として「建設事業支援」「上下水道支援」「まちづくり支援」「埋蔵文化財調査」の四つの分野に「技術者育成」を加えた五つを柱とし、建設技術の向上と効率的な社会基盤の整備・管理を推進するとともに、開発に伴う文化財調査・保存等に取り組んでいます。 人口減少・超高齢化、地球温暖化、テクノロジーの進化等、社会変化により先の見通しがますます難しくなる中、兵庫県では「躍動する兵庫」の実現に向け、基幹道路などの交通基盤の充実、社会基盤の強靱化・長寿命化、地震・風水害に強いまちづくり等、持続可能な経済社会をつくる取り組みが進められているところです。
センターとしましても、これら「躍動する兵庫」を支える社会基盤整備のため、「安全・安心の確保」「活力あふれる地域づくり」「技術者の育成」の視点から様々な支援活動に力を尽くしてまいります。
「安全・安心の確保」では、大規模・特殊工事や防災・減災対策、インフラ老朽化対策などにおいて、設計・積算・工事監理を支援します。特に市町に対しては、橋梁の定期点検・長寿命化修繕計画策定から経過観察・修繕工事までの一連の取組みに対し、きめ細やかで切れ目ない支援を行います。また、大規模災害時には、市町災復旧支援制度(D-SUPPORT) により初動対応時から早期復旧に向けた支援活動を展開します。
「活力あふれる地域づくり」では、土地区画整理事業や景観形成支援事業、住民主体のまちづくり等への支援を行うとともに、県流域下水道施設の維持管理・更新事業や市町水道施設の改築・統廃合を支援します。また、社会基盤整備に伴う埋蔵文化財調査業務を推進し、埋蔵文化財の保存と開発の調和に取り組みます。
「技術者の育成」では、技術者の成長に応じて必要なスキルや能力が効果的に習得できるように研修カリキュラムを編成する他、現場のニーズを踏まえた実践的研修等の充実・強化を図り、県・市町職員の技術力向上を支援します。
今後とも、「兵庫の技術力をリードする総合拠点」として、県・市町の皆様から信頼され、期待に応えられるよう、「常に進化し続けるセンター」をめざし邁進してまいります。引き続きご支援、ご指導を賜りますとともに、積極的にご活用いただきますようお願い申し上げます。
令和5年4月
公益財団法人 兵庫県まちづくり技術センター
理事長 寺谷 毅
名前
公益財団法人 兵庫県まちづくり技術センター
Hyogo Construction Technology Center for Regional Development
設立目的
兵庫県及び県内の市町の建設技術の向上と公共事業の効率的な推進を図るとともに、土地区画整理事業、まちづくり活動等の支援、流域下水道事業及び流域下水汚泥処理事業に係る維持管理等を行うことにより、より質の高い社会基盤づくり及びまちづくり並びに生活環境の改善及び公共用水域の水質の保全に寄与することを目的とする。
基本財産
5億5,700万円
設立年月日
平成8年4月1日
出捐者
兵庫県及び県内29市12町(県内全市町)
認証・登録等
一級建築士事務所登録
登録番号 第01A03208号
DX認定事業者
手続き番号 DX-2022-12-0022-01
DXの推進について
シンボルマーク
Construction Technology Centerのイニシャル「CTC」を上下のウェーブで囲んでいます。このウェーブは、南北を海に面した兵庫県の姿とともに“新しい風”と“新しい波”を表わし、兵庫県まちづくり技術センターの発展的な姿を象徴しています。