下水汚泥を安定処理して人々の生活を支える兵庫西流域下水汚泥広域処理場
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■ 対象処理場■ 整備計画 播磨地域では、下水道の普及が進むことに伴い、そこから発生する大量の下水汚泥の処理費用や処分地の確保が大きな課題となっていた。 兵庫西流域下水汚泥処理事業は、兵庫県が事業主体となり、播磨地域の各自治体が実施する公共下水道から発生する汚泥と流域下水道の汚泥を集約し、安全で経済的な処理を行うことを目的としている。また、下水汚泥の資源化・再利用化にも取り組んでいる。 兵庫西スラッジセンターでは、兵庫西流域下水汚泥広域処理場をはじめ、送泥管、送泥ポンプ場の維持管理を行っている。 なお、当処理場の主要設備である汚泥溶融設備は現在2基稼働、1基休止しており、3系溶融設備(平成5年供用開始)はコークスベッド方式を、1・2系を改築した4号溶融設備(平成22年供用開始)及び5号溶融設備(平成23年供用開始)は熱分解炉・二次燃焼室・旋回灰溶融炉方式を採用している。■ 供用開始日平成元年11月1日自治体名処 理 場 名兵庫県揖保川浄化センター松原前処理場太子前処理場中部終末処理場(中部析水苑)東部終末処理場(東部析水苑)大塩終末処理場(大的析水苑)高木前処理場四郷前処理場福井前処理場たつの市太子町姫路市兵庫西流域下水汚泥広域処理場の概要姫路市加西市相生市太子町たつの市加古川市高砂市揖保川5号管揖保川6号管揖保川4号管揖保川3号管02km4km6km8km10km揖保川2号管揖保川1号管姫 路2号管姫 路4号管姫 路3号管姫 路1号管中部終末処理場N松原前処理場高木前処理場四郷前処理場兵庫西流域下水汚泥広域処理場揖保川浄化センター太子前処理場福井前処理場大塩終末処理場東部終末処理場脱水ケーキ等量生汚泥量送泥ポンプ場送泥管総延長全体計画(令和27年度)5,218㎥/日(固形物濃度1%)4,060㎥/日(固形物濃度1%)4.51DSt/日17.44DSt/日8箇所4箇所47.35㎞24.5㎞事業認可計画(令和9年度)送泥ポンプ場吸込スクリュー付汚泥ポンプ 2.6m3/分×35m×37kW送泥管:揖保川1号管 200φ×1,400m2台2台吸込スクリュー付汚泥ポンプ 3.4m3/分×68m×90kW送泥管:揖保川2号管 250φ×7,600m2台2台吸込スクリュー付汚泥ポンプ 3.6m3/分×35m×45kW送泥管:姫路2号管  300φ×7,200m吸込スクリュー付汚泥ポンプ 9.2m3/分×40m×110kW送泥管:姫路1号管  450φ×8,300m送泥管(供用開始)送泥管(将来計画)■ 送泥施設 配置図(平成26年4月現在)兵庫県─ 1 ─揖保川ポンプ場福井ポンプ場中部ポンプ場東部ポンプ場

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